現場の「かじ取り役」として印刷から発送業務まで円滑に進め、請求書やDMを確実に届ける
生産管理印刷・情報ソリューション部 情報生産プロダクト担当
印刷・情報ソリューション部 情報生産プロダクト担当
1⽇に最⼤500万枚の請求書やDM(ダイレクトメール)などを印刷できる⽣産現場において、印刷から発送まで業務が円滑に進むよう進捗管理をはじめ、印刷⼯程の改善などを⾏っています。
請求書などに印字する送付先データをお客様から受け取り、印刷から発送まで7つの工程を作業計画に沿って進めています。各⼯程で印刷機のほか、印刷した書類などを封筒に入れてのり付けする封入封緘機など、それぞれの機械を操作するメンバーがいます。私はメンバーの業務の進捗管理や⼈員配置の調整のほか、操作スキルを⾼める育成計画の⽴案、印刷⼯程の分析や改善などを⾏っています。さらに、営業担当の社員を通じてお客様から寄せられる新たなご要望に技術的に対応できるかなども検討しています。ご要望にお応えする中で、新しい形の請求書やDMを作ることもあるため、新しい印刷技術や新製品の⽴ち上げに携われるのも醍醐味の⼀つです。
*DM(ダイレクトメール)…企業から個⼈に送られるはがき、封書などの印刷物や電⼦メール。KDCでは、主にはがきや圧着はがきを活⽤したDM発送サービスのご提案を⾏っています。
お客様からの難しいご要望にもチーム一丸となって取り組み、お応えできた時にやりがいを感じます。
毎月、約100万通のはがき印刷および発送の仕事を発注いただいているお客様から、「今⽉は書類を封筒に⼊れて発送してほしい」と急な変更要望をいただいたことがありました。短い期間の中でご要望にお応えするため、封筒や中に⼊れる書類の調達はもちろん、はがきと書類では印刷機が異なるため、機械のスケジュール変更、営業担当社員や⽣産現場のメンバーとのやり取りなどの対応がありましたが、印刷業務に関わる社員が総⼒を挙げて取り組みました。各担当との密な連携や⽣産現場のチームワークのおかげで納期に間に合わせることができました。お客様からは「⾮常に短い期間の中、急な変更にご対応いただきありがとうございました」とうれしい⾔葉をいただけ、お客様にとって「困ったときはKDC」の存在になれたと思います。さらに⽣産現場のメンバーをはじめ、お客様とのやり取りを⾏った営業担当社員、業務スケジュールの調整を⼀緒に⾏った他の社員とも「⼤変だったけど皆で協⼒したかいがあったね」とやり遂げた達成感を味わいました。
全⻑約40mの⼤型印刷機を導⼊し、印刷の⾼速化、コスト削減に挑戦しました。
5年ほど前、コスト削減などに向けて⼤型印刷機を導⼊することになりました。これまで印刷していたものと同様に印刷できるか、業界の動向なども踏まえて必要な条件を洗い出し、⼗数年にわたる利益の⾒込みを算出した上で、印刷機を選定しました。選定以外にも印刷機の運搬⽅法をはじめ、印刷業務への影響、導⼊後の検証試験⽅法など考えることは⼭積みでした。このような課題を他の社員と議論を重ねながら⼀つ⼀つ解決し、導⼊計画にまとめました。会社はその計画に基づいて印刷機を購⼊します。購⼊するだけでも億単位の⾦額が動く上、印刷‧情報ソリューション部の今後を左右する⾮常に責任の重い仕事ですが、その分やりがいも⼤きかったです。導⼊まで多くの課題はありましたが、印刷作業の原価低減、⾼速化が叶ったことで、導⼊前は難しかったお客様のご要望にもお応えできるようになりました。
「仕事」は楽しい反面、社会の厳しさや苦労を感じることも時にはあります。しかし、厳しさや苦労を楽しさに変え、乗り越えた先にやりがいや達成感が待っています。最初は誰でも初心者です。興味のあることに何でもチャレンジしてみてください!
起床
出社朝礼で生産現場のメンバーとその日の業務内容を確認
進捗確認と調整各工程で業務が予定通り進んでいるか確認。遅れている場合は他社員と調整を行う
昼食
印刷工程の改善を検討各工程の作業記録を基に、工程をさらに改善できないか検討
設備保守ミーティング印刷機など各設備のメンテナンス時期と、業務の繁忙期などを踏まえてメンテナンス日を相談
資料作成各部署に周知する設備メンテナンスのスケジュール資料などを作成
終礼生産現場のメンバーに業務の進捗を確認
退社
帰宅会社の同僚や友人とごはんを食べに行くこともあります!
夕飯・入浴・家事
ドラマ鑑賞
就寝
会社の同僚2人と夏季休暇の取得日を合わせ、私の地元である和歌山県へ行きました!私の友人とも一緒に居酒屋をはしごし、最後は和歌山ラーメンで締めました!話が尽きず、時間を忘れて楽しみました!
※インタビュー内容は取材時点のものです。